2017-06-29
越境EC(クロスボーダーEC)をこれから始める方へ-2. 商品の発送
こんにちは、このサイトを運営している松岡評(ひょう)です。
本ページをご覧頂きましてありがとうございます。
越境EC(クロスボーダーEC)は、国内でのECとどこか違うのか?代表的なものを挙げてみましょう。
今回は、「商品の送り方」です。
国内のECと一番異なる点は、越境(クロスボーダー)ですので必ず通関があることです。
税関を通過するので、通関と言います。当然、税関では審査があります。税関は貨物を審査する権限を持っていますので、必要に応じて貨物を開けたり(開梱と言います)、場合によっては差し止めたりします。
通関が切れない限り=税関審査をパスしない限り、商品はお客様へ届きません。
貨物自体に問題がなくても、添付された申告書類に不備があると通関に時間が掛かったりして、お客様からの苦情の原因にもなりますので、正確に記入することが必要です。
貿易という大きな枠で考えた場合は、「商品の送り方」は、●国際郵便及び国際宅配便(クーリエサービス)、●航空貨物、●海上貨物ですが、
越境ECの場合は小型貨物が多いので、日本郵便のEMS(国際スピード郵便)や国際eパケット、または国際宅配便(FedExやDHLなど)で送ることが一般的です。
国際郵便や国際宅配便は飛行機で送りますが、航空貨物(Air cargo)とは区別されます。国際郵便は郵便局へ、国際宅配便はFedExやDHLなどのクーリエ会社へ。航空貨物と海上貨物は、輸出通関業者さんへ手配をお願いします。大まかにいえば、物量が小さいか大きいかで分かれます。
日本郵便のHP https://www.post.japanpost.jp/int/index.html に、国際郵便の情報が載っています。
細かい点は、また別の記事でお知らせしますね。
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